2023.12.02 14:56チャラニョえもん~瑠璃色の研究~【0:1:4】※この作品は茶屋、らて@放浪作家、にょすけ、裏庭がラジオの企画のために合作した台本です。(当時のアーカイブは台本末尾におまけで付けておきました!)※ネットで上演する際、作者名は「茶屋、らて@放浪作家、にょすけ、裏庭」(敬称は任意)としてください地下の巨大な空間に建設されたバラック...
2023.04.11 14:34シリアルキラーのとある監禁【1:0:1】:::::0:鉄の扉で閉ざされた狭い部屋。0:中央には一人掛けの椅子が地面に固定されている。0:その椅子には雑賀(サイガ)が縛り付けられており、ぐったりとしている。0:雑賀の正面には埃をかぶったブラウン管テレビが設置されている。雑賀:う、ううん・・・雑賀:・・・ん?雑賀:おい、お...
2023.04.11 14:34とらふぐとかにみそ【0:2:0】:::::0:とらふぐとかにみそが登場する。かにみそ:ここ、自由に使っていいからとらふぐ:へえ、ここがそうなのかにみそ:そう、いわゆるねとらふぐ:いわゆるかにみそ:とにかくここ、自由に使っていいからとらふぐ:ここってどこ?かにみそ:ここはここだよとらふぐ:いいの?自由に使ってかに...
2023.04.11 14:16夢見る職業安定所【1:1:0】:::::0:とある職業安定所。がやがやとした声ともつかない話し声が事務的な室内に響いている。0:と、そこにスーツ姿の遠藤があたりを見回しながら登場する。遠藤:あのう・・・0:林田は最初気づかず、手元の電卓に目を落としている遠藤:あ・・・遠藤:あのう・・・?林田:あっ、ハイ!遠藤...
2022.09.07 11:29帰郷 [1:2:0]三上はるか役の方は以下を担当はるか涼香・三上泰明(父)役の方は以下を担当泰明慎吾・三上由美(母)役の方は以下を担当由美医師::0:土曜の朝、一軒家のダイニング0:母は朝ご飯を作り、父はテーブルに座り地方紙に目を通している0:窓の外は白くホワイトアウトしており、その先からは朝の蝉の...
2022.09.07 11:27デスゲーム [0:1:1]:::::0:鉄の扉で閉ざされた狭い部屋。0:中央には一人掛けの椅子が地面に固定されている。0:その椅子には雑賀(サイガ)が縛り付けられており、ぐったりとしている。0:雑賀の正面には埃をかぶったブラウン管テレビが設置されている。雑賀:う、ううん・・・雑賀:・・・ん?雑賀:おい、お...
2022.09.07 11:26夢の泉動物公園 [0:0:2]:::::0:ここは動物園の事務所。研修生が熱心にノートに何かを書き込んでいる。研修生:えっと、切り方は・・・縦長のやつと、キャベツはざっくり切って・・・研修生:あ、でもふれあいの所はコップだから、もうちょっと細くしないとな・・・研修生:あれ?量ってどうやって調節してるんだろ・・...
2021.01.07 13:24宅飲みにて、心理テスト [2:1:0]::配役表・友人1・友人2・公安(友人2の人が兼役)・JD::::0:男子大学生2人が缶チューハイを煽りながら談笑している。0:その横で女子大生が寝ている。おそらく彼らの友人だろう友人1:えっと友人2:はいはい友人1:Bを選んだあなたが人生で一番大事にしているものは「お金」です。...
2021.01.07 13:20METRO [1:2:0]:【オープニング】0:舞台奥の五つの車窓(モニター)に流れる風景。0:街の風景が映し出され、下手から上手へと流れていく。0:と、車窓が突然暗くなる。0:地下鉄である。0:空気圧と車輪音が車内に反響する。0:轟音に交じって、抒情的なピアノのインストゥルメントが流れ、暗転。0:車窓に...
2021.01.07 13:19ペンギンの友達 [0:0:2]:::::0:幕が開くとそこは少年の自室。0:ペンギンのいる部屋に少年が帰ってくる。少年:はぁ・・・ペンギン:あ、おかえりともくん少年:ただいま・・・ペンギン:どうしたの?元気ないね少年:別に・・・ペンギン:そう?ペンギン:あ、ねえねえともくん、爪切りどこいった?少年:テレビの前...
2021.01.07 13:15釣男と猫女 [1:1:0]:::::0:時刻は夜。住宅地のバス停。電信柱に併設された街灯がさびれたベンチを照らしている。0:ワンピースを着た手足のやせ細った猫女が段ボールと太筆油性ペンを両手に抱えて現れる。猫女:ここでいいか0:彼女は箱を見つめ、しばらく立ち止まっている。0:と、そこに大きなクーラーボック...
2020.08.13 16:20【長編四幕劇】暴走列車999 一両目~終点 [1:1:1]●一両目●0:土曜日の午前、原稿用紙が散乱した埃っぽい部屋に、練人が一人佇んでいる。と、男に電話がかかってくる。練人:はい、もしもし。はい、今着きました。はい、はい・・・その節はどうも、はい、お世話になりました。練人:えっ・・・そうなんですか。そしたら僕の家に送っておいてください...